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ベル・エポックの靴

2011.12.17.Sat.00:51
           何だかわかりますかはてなマーク

$Senovilla Japon(セノビージャ・ハポン)公式ブログ


これらはすべて、約100年前にフランスの女性靴専門店で使われていたヒールのサンプルです。
顧客は、こうしたサンプルを見ながら、スーリエ(靴)をオーダーしていたそうです。

昨年、東京都現代美術館で「Luxury in Fashion」展に出品されていた実物を前にしたときは、その贅沢さ、細工の細かさ、デザインの斬新さに目が釘づけになりました。
エナメル樹脂加工技術の飛躍的発展により、はじめて制作可能になった、ゴージャスでデコラティブなヒールたち。
現在のネイルアートやデコアートは、こうした技術の延長線上にあるのでしょうね。

こうした華麗な靴が貴婦人の足許を飾った当時のフランスは、いわゆる「ベル・エポック」の時代。
マルセル・プルーストの長編小説『失われた時を求めて』には、その時代の息吹が壮大なスケールで描かれています。
画像を眺めていると、小説の登場人物のイメージが頭に浮かんできます。
パリのベストドレッサーと呼ばれたオリヤーヌ(ゲルマント公爵夫人)は、オペラ座に姿を見せたとき、こんなシックなモーブ色の靴を履いていたのかな。
華やかなゴールドはオリヤーヌと対照的なマリー(ゲルマント大公夫人)の靴、キュートなピンク色は主人公から連日贈り物をせしめていたアルベルチーヌの靴、白とブルーの爽やかな色合いはサン=ルーと結婚したジルベルトの靴、斬新な多色づかいは晩年のオデットの靴、…
こんな風に小道具を想像しながら再読すると、ひとつひとつのシーンが立体的に蘇ってきて楽しいだろうな。
20世紀の三大長編小説のひとつと呼ばれる『失われた時を求めて』。
読み直すゆとりは当分なさそうですが、時にはページを繰ってイメージの世界に遊んでみたいなと思います。

ところで、フラメンコシューズにこんなタコンがついていたら…
すごくステキだけど、一曲踊り終わった頃には、きっと床の上にキラキラの粒がいっぱい散らばってるだろうなあ…宝石ブルー宝石白宝石赤宝石白宝石緑

宝石紫セノビージャ・ハポンの公式サイトはこちら
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コメント
1 ■ベル・エポックの靴
はじめまして。
ヒールのサンプル素敵ですね~。
それにおしゃれです。

本当にフラメンコのタコンがこんな素敵なものであっても、踊り終わった頃にはwwww
2 ■コメントありがとうございます
>女神さま
はじめまして。コメントありがとうございます。
本当に、100年近くも前の靴とは思えないほど斬新で、現代でも充分通用するセンスですよね。でも、貧乏症の私の場合、履くのがもったいなくてオブジェになっちゃいそうです。

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