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発表会っていいな

2011.09.20.Tue.01:20
「もしお時間があったら観に来てください」とお客さまからプレゼントされた、一枚のチケット。
祝日だなあ、ご来店のお客さまも多いし難しいかな…と思いましたが、やっぱり観たい!
仕事の合間を縫って、えいやっ走る人と駆けつけました。

考えてみれば、ライブや公演はときどき観に行く機会がありますが、お教室の発表会を鑑賞するのは数年ぶり。
そして最後に自分が出た発表会から数えると、実に十ン年ぶりです(ひゃああ、改めてビックリあせる)。

発表会には、そのお教室ごとの、とてもファミリアな雰囲気があります。
熱気むんむんというよりは、温かく優しい連帯感というのでしょうか。
客席も、ご自身もフラメンコを踊っておられるんだろうな、と一見して判る方から、出演者のご家族かな、と思われる方まで、実にさまざま。

二日間にまたがっての発表会でしたので、今日は一部二部を合わせて2時間ほど。
いろんな意味で、密度の濃いステージでした。

まず印象的だったのは、どの生徒さんの踊りからも、私先生の踊りのこういうところが大好きなんです!…というドキドキなオーラがにじみ出ていること。
出し惜しみなくひたむきに踊る姿に、会場からは大きな温かい拍手が、これまた惜しみなく送られていました。

そして、パルマを叩き、声を嗄らしてハレオを掛け続ける先生の「親心」に、思わずジンワリ。
心配そうに見守る表情が、生徒さんたちがくるりと後ろを向く振りに差しかかると、満面の笑みへと一変。
その瞳から、大丈夫だよ! ステキだよ! がんばれ! という声が聞こえてくるようでした。

私にチケットを贈ってくださったお客さまは、ピスタチオグリーンのカルメンを履き、とてもエレガントかつ切れの良いアレグリアスと、小粋なタンゴスを踊られました。
衣裳との色合わせのセンスもよく、舞台映えもバッチリ。
普段はどちらかというともの静かで清楚な印象の方なのですが、舞台の上ではぐっと大人っぽくmuy guapaでした宝石緑

3月11日の大震災を受け、発表会の開催が危ぶまれた時期もあったとのこと。
さまざまな想いが巡り、揺れる心を後おししたのは、生徒さんたちご自身の「やりたい!」「出ます!」という声だったと、最後の先生のご挨拶で知ることができました。

アルテの力はすべての困難を乗り越える、などと単純には言いきれないほど、311の爪跡はいまも多くの人々に耐え難いほどの痛みを与え続けています。
さらに先日の台風被害などを含め、とりわけ今年は多くの災害が私たちの社会に暗い影を落としています。
そんな中で、あえて発表会開催という決断を下し、この日に向かってまっすぐに歩んでこられた皆さまの姿から、私だけではなく、おそらく会場のお客さまも、多くのギフトを頂いたのではないでしょうか。
一挙に困難を解決することは、難しい。
それでも前を向こう、一歩ずつ歩もう、一緒に生きる方向へ進んでいこう、人生は時々とても楽しいよ、…そんなメッセージがステージ全体から伝わってくる、とてもステキな発表会でした。

お招きくださったMさん、本当にどうもありがとうございました。

■荻野リサフラメンコ教室発表会 vol.3
 ギター : 逸見豪、西井つよし カンテ : 阿部真、パブロ・セルバンテス
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