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五本ゆびソックスは足にいい?

2011.09.14.Wed.13:45
弊社にお越しになるお客さまのなかには、いわゆる五本ゆびソックスのご愛用者がかなりいらっしゃいます。
ただ五本ゆびソックスには、向き不向きもあることを知っていただきたいと思います。
実は、かつては私自身も履いていましたので、これらの問題点を身をもって実感しています。

①市販の五本ゆびソックスの多くは、足趾(ゆび)が入る部分が、実際の足趾と比べるとかなり短いようです。
加えてストレッチ素材のため、たるみがないようにしっかりと引き上げると、足趾の先端が圧迫され、にぎったような形になります。
捨て寸の回でも述べましたが、足趾がのびのびリラックスできないと、全身のバランスにも影響を与えます。
どうしても履かなければならない場合は、ソックスをぎゅっと引き上げず、足趾先端がほんの少しかぶる程度にとどめ(水かきができたみたいな感じで、あまり履き心地のよいものではありませんが)、足趾先端にもたるみがあるような履き方をお勧めします。
つまり、ソックスにも捨て寸が必要、ということですね。

②五本ゆびソックスは、「足趾の間が開くから身体に良い」というのが通説のようです。
では、足趾の間が開くとなぜ身体によいのでしょうか。
地面をしっかり踏みしめて立てる、末梢部の血行が改善される、通気性がよくなり白癬菌(水虫)など感染症の予防になる、…これらはすべて正しいと思います。

しかし、ではなぜ足趾の間が開かず詰まってきてしまうのかといえば、多くの場合、横アーチの沈下(=開張足)が主要な原因です。
テーピングをご体験いただいたお客さまはよくご存知ですが、横アーチを整えるテーピングを施すと、何もしなくても足趾の間はリラックスして開きます。
では、逆に足趾の間を開くと、横アーチは整うでしょうか…?
答えは、Noです。
つまり、原因と結果の関係からいうと、横アーチが「原因」、足趾間が開くのはその「結果」であって、その逆ではありません。
むしろ足趾間に何かを挟んでしまうと、足趾の骨(基節骨)を押し広げ、それに連なる横アーチの骨(中足骨)も横に押し広げる結果を招きますので、アーチ保護の観点からいえば逆効果なのです。
これは、足趾の先端部分がなく、付け根だけの五本ゆびソックスでも同様です。

もちろん、血行不良があれば、何らの方法で改善が必要です。
例えば、糖尿病などの疾病が原因で末梢部に血行不良がある場合は、五本ゆびソックスはひとつの選択肢だと思います(糖尿病の場合は、爪が隣の足趾を傷つけるなどして出血しても、神経障害により気づかないことも多く、こうしたトラブルの防止にも五本ゆびソックスは有効です)。
しかし、少なくともフラメンコを踊る体力や気力のある方には、アーチをしっかり機能させて動き(歩く、踊る)、しっかり休息をとる(←コレ重要! 自戒を込めて…)ことで、血行の改善をしていただきたいな、と思います。

また、感染症の予防や改善のために使用する場合も、上記のような功罪を見極め、意識的にご利用いただきたいと思います。

③本来、靴と同様にソックスにももっと緻密なサイズ展開が必要なのですが、多くのソックスは「22-24」「M-Lサイズ」などといった大雑把な分け方しかしていません。
このため、足の形に合わせたソックスほど、サイズが小さすぎると捨て寸がとれなくなり、デメリットが大きいといえます。
これは、五本ゆびソックスだけでなく、踵の位置指定があるソックスや、足首部分がL字形になったソックスなども同様です。

とはいえ、五本ゆびソックスの履き心地をこよなく愛していて、コレなしでは生きられない!という方もおられるかもしれません。
私も、五本ゆびソックスをすべて撲滅したいわけではありませんし、適材適所でうまく利用できればいいと思っています。
ただ、横アーチが沈下しはじめている方には、やはり慎重なご利用をお勧めいたします。

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