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巻爪について

2011.11.01.Tue.01:37
ご来店のお客さまのお悩み中、おそらくトップ3に入るであろうトラブルに、「巻爪」があります。
「プンタをするのが怖い」とおっしゃるお客さまもいらっしゃいます。

巻爪は、正式には「湾曲爪(わんきょくそう)」といい、爪甲(ネイルプレート)のカーブが急になることをいいます。
重度になると、爪の横(爪縁)が渦のように巻いて爪甲の下に潜り込む「トランペットネイル」と呼ばれる状態になることもあります(*註1)。
また、とくに爪縁が足趾(ゆび)の軟部組織(皮膚や肉)に食い込むものを「陥入爪(かんにゅうそう)」と呼び、こちらは強い痛みを伴います。

陥入爪の原因と考えられるものは、
①合わない靴やキツい靴下などによる爪の圧迫
②深爪など、巻爪になりやすいカットの仕方
③爪先に過度なストレスがかかるスポーツや生活習慣
④アライメント(骨格配列)不良により、爪縁に大きな負荷がかかること
⑤乾燥肌などの体質
⑥外傷(ケガ)をきっかけとする炎症
…等々、多岐にわたります。

巻爪が厄介なのは、上の原因が絡まり合って、どんどん悪循環に陥ってしまう点です。
とくに多いのが、巻爪の痛みから解放されたい一心で、爪を短く丸く切ってしまうケース。
しかし、爪縁が棘のように軟部組織に食い込む「ストレスポイント」は、深爪をすればするほど先端から根元の方に移動していきます。
また、角を落として丸くカットしてしまうと、圧迫に対する抵抗が減少し、さらに爪縁が巻きやすくなります。
爪が食い込んだ軟部組織は炎症を起こして腫れ上がり、さらにキズを修復しようとして肉芽組織が盛り上がってくるため、食い込みがいっそうひどくなります。

もうひとつ、巻爪を悪化させる元凶となるのが「乾燥」です。
爪は、皮膚の一部が角質化したもので、細胞としては死んでいるのですが、爪の裏側が爪床と呼ばれる足趾(ゆび)の皮膚から水分を供給されることにより柔軟性を保っています。
ところが爪縁が巻き始めると、爪甲と爪床の間に隙間ができ、爪は水分を与えられず硬化します。
これが、さらなる巻爪の原因となっていきます。

重度になると、補正のために数ヶ月、あるいは年単位のケアを必要とすることもあります。
外科手術という選択肢もないわけではありませんが、術式により爪の形が悪くなったり、手術後も痛みが残ったり、再発したりするケースが少なくありません。
かなり深刻なトラブルに陥っている場合は、一度保存的治療を専門とする医院や、ネイルケアに実績のあるフットケアサロンなどを訪ねてみると良いでしょう。
私自身も巻爪補正施術の資格を取得し、ケアの経験もあります。
しかし、巻爪補正は気長に根気よくケアを続けなくてはなりませんので、現在のように一人で多様な業務をこなしながら同時に行うことは難しく、ご要望がある場合は信頼できるサロンをご紹介しています(註2)。

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補正ケアをするほどではないけれど、これ以上悪化させたくないという方は、以下の注意点を参考になさってください。

1爪先が狭く爪を圧迫する靴、捨て寸のない靴は履かないこと。
 逆に、大きすぎて爪が断続的にぶつかる靴も
 巻爪を誘発しますので、避けてください。
 ヒールの高い靴も、リスクは小さくありません。
 普段履きは、3cm以下のヒールの靴をお勧めします。

2靴下やストッキングも、爪先をたるませて捨て寸をとること。

3深爪はしないこと。
 爪は、足趾先が隠れるか隠れないかくらいまで伸ばし、角だけを
 丸く削り落とす「スクエアオフ」の形に整えるのがベストです。
 できれば爪切りではなくエメリーボード(爪ヤスリ)を
 使いましょう。

4アライメントを整えるような姿勢、フォームを心がけること。
 こちらは、弊社のフットケアカウンセリングでもご対応します。

5乾燥しがちな爪には、ビタミン配合のクリームなどが有効。
 爪の生え際(爪母)から爪甲の先までマッサージするように、
 やさしくクリームを塗り込むとよいでしょう。

6ケガをしたらただちに消毒して感染症に注意し、清潔を
 保ちましょう。

7痛みが気になる時には、小さく丸めた脱脂綿を
 巻いた爪甲の下に詰めるだけでも効果があります。


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爪は、足趾にとって言わば背骨のようなもの。
爪に問題があると、単なる痛みや不快感だけでなく、爪の応力が失われるために爪先に力が入らなくなります。
これはフラメンコにとっても、日常生活にとっても大きなダメージ。
初期のうちに適切な対応をすれば、痛みもなく、きれいに補正することもできますので、どうぞお一人で悩まずにご相談ください。

宝石紫セノビージャ・ハポン公式サイトはこちら

*註1: ただし、カーブの強さと痛みの強さは、必ずしも比例しません。

*註2 : 弊社がご紹介するサロンでは、爪が伸びていないときは「コッポリーネコットン」と合金製のプレート(オニクリップ)を併用し、爪の先(フリーエッジ)が2mm以上伸びてきたら、超弾性ワイヤーとジェルネイルを使用します。補正器具には多くの種類がありますが、痛みがほとんどなく、かつ外れにくく、効果が早く現れるという点から、私自身も現時点ではワイヤーでの施術が最も効果的だと考えています。
はじめて施術を受けるときは、自己流で爪を切らず、サロンで切ってもらうことをお勧めします。また、他の医院やサロン等で矯正器具などを使用している場合は、器具の取り外しは取り付けた所で行っていただくのがネイルケアの基本です。
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