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外反母趾でお悩みの方へ−2/2

2011.06.06.Mon.21:26
外反母趾になるときは、必ずその前ぶれとして、足の横アーチが崩れてしまう「開帳足」という現象が見られます(足の「3つのアーチ」については、機会をあらためてご説明します)。

この開張足の原因には、生まれつきの体質(先天的素因)によるものと、生活習慣(後天的素因)によるものがあります。

先天的素因というのは、たとえば、生まれつき靭帯・筋肉の結合組織が柔らかい体質などのこと。
これは主に女性ホルモンの働きによるもので、とくに母親から女児への遺伝的影響は顕著に見られます。
じつは、私自身もまさしくこのタイプ。
さほどストレッチに励んだ記憶もないのに、体前屈は学年で二番目でした。
前後や左右の開脚も、難なくできました。
「身体が柔らかくていいねー」などと褒められ、まんざら悪い気はしなかったのですが、物事にはプラスマイナスがあるものですね。

でも、身体が柔らかいからといって、悲観する必要はありません。
ほとんどの場合、外反母趾を悪化させるのは後天的素因なのです。
先天的に身体の柔らかい人でも、正しい知識を持ち、ケアを怠らなければ、悪化を食い止めることはできるのです。

後天的素因の代表的な例は、以下のようなものです。

①足に合わない靴(爪先が細すぎる靴、ヒールの高い靴、足長がきつすぎる靴、足幅がゆるすぎる靴、踵がゆるく着地が不安定な靴、などはとくにNG)。
②運動不足、または運動のし過ぎ。
③体幹の力が抜け、身体の末端に過度な負荷をかける姿勢・動作。
④体重の増加(足への負担が増す)。
⑤加齢による筋力低下。
⑥妊娠(結合組織が一時的に緩み、変形を受けやすくなる)。
⑦睡眠不足による足のむくみ(足を機能的に使えなくなる)。
⑧日常動作における癖(全身の骨格の配列=アライメントが乱れる)。
⑨精神的ストレスによる筋の拘縮。
                        …などなど。

こうして見ると、誰にでも最低ひとつやふたつは当てはまりそうなことばかりですね。
残念ながら、同じように過ごしていても、先天的素因の違いによって、外反母趾になりやすい人となりにくい人がいるのは事実です。
外反母趾になりやすい人は、ご自身の体質や癖をしっかりと把握し、靴や姿勢、生活習慣に配慮することが大切だといえるでしょう。

一方、テーピングや運動、生活習慣の改善等をおこなえば、外反母趾になりやすい人ほど、元に戻りやすいということもできます。
いままでのマイナス要因をプラス要因に変えれば、つまり原因を究明して改善すれば、その結果も出やすいわけです。
逆に、身体の硬い人が長い年月をかけて外反母趾になった場合、改善には多くの時間と努力を要します。
いずれのケースでも、ケアが早ければ回復の可能性も、それだけ高くなります。
とくに外反母趾の初期~中期は、見た目の変形はそれほどでもないのに、痛みや違和感を感じることがよくあります(そのまま症状が進行して関節が脱臼してしまうと、痛みはなくなります)。
これは、前回のブログでご紹介したように、滑液包が炎症を起こしている証しで、言わば足が悲鳴をあげている、ということ。
こういう場合は決して放置せず、必要な処置を早めに講じていただきたいな、と切実に思います。


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