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タオルギャザー

2012.01.24.Tue.00:50
「ウチの彼、足趾(ゆび)の力がめちゃくちゃ強くって、私が寝てるときなんか、脚を足趾でつねって起こそうとするんです」。
昨年から継続的にフットケアに通っていただいているお客さまが、テーピング中にこんな話をされました。
個人的な好みからいえば、足趾でつねられるよりは優しいキスドキドキで目覚めたいところですが、いやいや、フットケア施術中の私のツボは、別のところにあるのでございます。
「え、Mさん(←お客さま)は足趾でつねったり、モノを挟んだりできないの?」
「えー、絶対ムリw。足趾に力が入らないし汗
「ふっふっふ、じゃあ今日は特別メニューをご用意しましょう」

というわけで、本日はアーチテーピングのあと「タオルギャザー」にチャレンジしていただきました。

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「タオルギャザー」とは、その名の通り、床に敷いたバスタオルを足趾で手繰り寄せる(いや、「足繰り寄せる」か…)トレーニング。
方法は、以下の通りです。

1まず、座位のニュートラルポジションで椅子に腰掛け、膝関節、距腿関節(=足首)がほぼ90度になるよう姿勢をととのえます。
腹部には軽く力が入りますが、背中や胸は反らさないようにしてください。
2バスタオルを床に敷き、足趾を使って、一番手前から順番に手繰り寄せていきます。
3さらに鍛えたい方は、バスタオルの上に本などを置き、負荷をかけてもよいでしょう。

椅子とタオルさえあれば、ご家庭でも手軽にトライできますね。
座ったまま行うため下肢の関節に負荷がかからず、捻挫など下肢障害のリハビリにもよく用いられる方法です(*註)。

一見簡単そうですが、Mさん、意外に苦戦中。
実はこの運動、足趾だけでなく足裏全体でしっかりバスタオルをつかんでいないと、せっかく手繰り寄せたタオルが戻ってしまうのです。
さらに、左右の足の協調性を必要とするため、下腿、大腿部、骨盤周囲の筋群の連動が求められるのです。

Mさんは徐々にコツをつかみ、何とかゴールまで辿り着きました。
おめでとうビックリマーク

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アーチテーピングを行うと、足が立体構造を取り戻し、関節の角度や可動域が正常に近づくため、足の残存機能が向上します。
このため、テーピングした足でトレーニングを行うと、足部内在筋群や足部周囲筋郡の連動をより強く意識することができるのです。
これで今日からMさんも、彼の脚をつねり返すことができますね。
↑でも、これって良いコトなのかな…はてなマーク

*註 : かつては、この方法で扁平足や外反母趾が改善すると喧伝された時期もありました。しかし私が見聞した限りにおいては、タオルギャザーを短期間行っただけでは、アーチが高くなるなどの形態的変化は認められないようです。ただ、このトレーニングにより、足部に分布する固有受容器(=メカノレセプター : 説明は難しいのですが、ここでは身体深部にある感覚センサーと考えてください)が賦活され、足趾把握力や静的・動的バランス能力の向上が認められたとする臨床結果は、相当数報告されています。従って間接的には、アーチの沈下等の身体機能の低下に対し、一定の効果が期待できると考えてよいのではないかと考えています。

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恐るべしFacebook

2012.01.21.Sat.02:37
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高校卒業後○年の同窓会に、顔を出してきました。
実は、数年前にも高校の同窓会はあったのですが、こちらはなぜか母校に代々伝わる慣習にならった「公式行事」。
今回は、Facebook上で企画が持ち上がった、非公式(?)の同窓会でした。

とはいえ…
一応アカウントは開設しているものの、いまひとつFacebookに馴染めない私。
そもそも開設のきっかけが、スペインに行ったとき「えええ、Facebookやってないの~?」という反応が多かったからというめちゃめちゃ消極的な動機だったので、主にスペインにいるセノビージャのスタッフや、海外在住の友人とのやりとり以外、ほとんど利用していません。
本名登録は致し方ないとしても、勝手にアドレス帳から友人宛にメッセージを送ってしまったり、何日も開かないとメールで催促が来るといった不躾なFacebookの作法が、実はあまり好きじゃないのですよね。
なので出身校の登録もせず、当然ながらいまだに同窓会企画が持ち上がった当のページも閲覧していない(トライしたけど、検索結果が多すぎてよくわからなかった)のですが、そんな私の性格を見越してか、友人からお誘いメールが来ました。

久しぶりに出逢った同窓生たちの大半は、まあびっくりするほど変わっていませんでした。
この年齢ともなれば、もっと判別しにくいかと思ったのですが、昔日の面影アリアリの人ばかり。
そして、どことなくバブル世代特有の空気感(お前もじゃ!←by 天の声)。
でも、話してみると、親御さんの介護をしていたり、お子さんが成人式を迎えていたり、離婚していたり、… 月日がたつってこういうこと、なんだよなあ。

そして何より驚いたのは、結構な数の友人から「会社立ち上げたんだってね」「福島に行ったんでしょ」等々の声をかけられたこと。
いやいや、そんなこと実名で一切公表してないぞーっあせると思ったら、どうやら友人が自身のFacebookで紹介してくれていたらしく。
知らないところで、皆さん繋がってるのね…恐るべしFacebook。

というわけで、久々に放置していたFacebookを開き、友人たちのページをチェックしました。
皆さんホントにマメに更新していて、その人となりや暮らしぶりがどのページからも立ち上がってきます。
まるで綺麗に手入れされたお庭のよう。
ひるがえって自分のページに戻ると、なんだか荒れ放題の空き地って感じです。
とりあえず、これは登録しても差し支えないかな、と思う情報のみ、プラスしました。
でも、やっぱり出身校とか現住所とか、プライベートな情報の登録は躊躇してしまうなあ…。

皆さんは、Facebookをどのように利用していらっしゃるのでしょう。
超ズボラな私でも続けられそうな活用術があったら、ぜひ教えてくださいまし。

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タコンいろいろ(女性靴編)2/2

2012.01.18.Wed.22:04
さて、前回の続き。
今回は、タコンを靴に取りつける方式の違いと、履き心地への影響についてご説明します。

やや専門的になりますが、タコンを靴に取り付ける際、クラシコとカレーテは「マクリ」、クバーノは「ブッツケ」という方式をとっています。

              [クラシコ]
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              [カレーテ]
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              [クバーノ]
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タコンと靴底の接合部(上の画像の白い円で囲まれた部分)に注目すると、「マクリ」方式のクラシコやカレーテがカーブを描きながら靴底に接しているのに対し、「ブッツケ」方式のクバーノはほぼ垂直になっています。
このため、例えばプランタ→タコンを打つ際の爪先から踵への重心移動は、クラシコやカレーテでは非常に滑らかですが、クバーノでは「ガクン」と落下するような衝撃が加わります。
足のアーチは、本来こうした衝撃を吸収する働きをしていますが、アーチの機能が低下している場合は、衝撃が強くダイレクトに身体に伝わることになります。

フィッティングルームでは、リノリウム床の部屋で試し打ちをしっかりと行っていただき、靴との相性をお確かめいただいています。
いずれのタコンでも、ご自身のペースでしっかりと履きならしていただければ問題はありませんが、身体感覚には個人差がありますので、気になる方は実際にお試しいただくと良いでしょう。

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タコンいろいろ(女性靴編)1/2

2012.01.16.Mon.00:43
年末年始の冬眠モードから脱出できず、ふと気がつけば10日以上ブログを放置していました。
気を取り直して、今日から不定期更新再開しまーす。

というわけで、今日はタコンのお話サンダル

フィッティングルームで靴をご注文いただくときは、まず計測や試し履きを行い、適正なサイズをご確認いただきます。
サイズが決まると、次に靴のモデル(デザイン)、革の種類と色、タコンの形・高さ・仕様、etc.…をお選びいただく「お楽しみタイム」になるのですが、意外と迷ってしまうのがタコンの選択。
見た目だけでなく、履き心地や音質も、タコンの選び方ひとつでかなり変わってきます。
そこで今日から2回連載で、タコンの種類とそれぞれの特徴についてご説明いたします。

          ●タコンの形と高さ●

セノビージャの女性用シューズのタコンには、以下の種類があります。
①クラシコ 5cm(いわゆる「スタンダードタイプ」)
②クラシコ 6cm
③カレーテ 5cm
④カレーテ 6cm
⑤クバーノ 3.5cm(*ただし普通幅・太幅のみ)
⑥クバーノ 5cm
⑦クバーノ 6cm

          ●タコンの仕様と音質●

             [木目仕上げ]
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革を巻かず、パロサントの美しい色合いと木目をそのまま生かした仕上げです。高音が冴え、華やかで抜けのいい音質が特徴です。


             [巻革仕上げ]
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パロサントのタコンに、革を巻いて仕上げます(基本的にはアッパーと同色の革を巻きますが、ご希望によりタコンだけ別色の革で巻くこともできます)。高音が少し抑制され、シックで大人っぽい音色になります。


              ●履き心地●

基本的には、慣れているものがもっとも履きやすいと言えます。
ただし、タコンの形や靴への取り付け方法等の違いにより、それぞれ個性があります。

             [クラシコ]
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フラメンコシューズのタコンとして、日本ではもっとも馴染み深い形でしょう。
クラシコは、タコンが地面と接するポイントが、靴の最も後ろの部分に設定されているのが特徴です。
プランタからの距離が長いため、テコの原理を利用するパソ(例えば同側足での単独タコン→プランタなど)は打ちやすくなります。
また、距腿関節の可動域が小さく(=足首が硬い)、背屈(=足首を鋭角にする)がちょっと苦手な方でも、クラシコだと比較的楽に感じるでしょう。
フォルムが直線的なため、軸がブレてしまう入門・初級レベルの方でも比較的安定して立ちやすいと言えます。
ただし、接地する面積は3つのタイプの中はでもっとも狭く、迫力や大音量を要求されるパソよりも、どちらかと言えば繊細で女性的なパソに向いています。


             [カレーテ]
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踵骨のほぼ真下に接地ポイントが設定されており、靴を履くと、タコン→踵骨→脛骨→大腿骨に一本のラインが通る格好になります。
このため、サパテアードの際に床から跳ね返ってくるエネルギーの振動が、骨伝導により体幹に戻ってくる様子が実感しやすく、慣れると履きやすいとご好評をいただいています。
音質は、芯の通った「アルデンテ」な印象(という表現で伝わる?)。
ただし、カレーテはその名称(「糸巻き」の意)が示す通りタコンの中間部がくびれた形をしているため、軸がセンターを外れた途端にカックンと倒れ、よろけてしまうことがあります。
カレーテを履いたことがなく、これまでに何度も捻挫のご経験がある方の場合は、いきなり本番で使用したりせず、履き慣らす時間を充分にとっていただく必要があるでしょう。
もちろん、踊りの軸を安定させるためのトレーニングと考えれば、カレーテを履いての練習は非常に効果的と言えます。


             [クバーノ]
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3つのタイプのなかでもっとも太く、接地面積も広いため、立ったときの安定感は抜群です。
もともとは男性用のボトにつけられていたタコンなので、音質はずば抜けて大きく迫力のある重低音になります。
ただしクバーノは、タコンを靴に取り付ける方式がクラシコ・カレーテとは異なっており、この方式の違いが使用感にもかなり影響します。
相性を確認して、お選びいただく必要があるでしょう。

                            (つづく)

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仕事始め

2012.01.04.Wed.23:06
今日から仕事始め。
まずは革包丁と革漉き機を研ぎ、昨年暮れに依頼を受けていたストラップを作成しました。

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年末年始少し休養をとったせいか、心配していた腱鞘炎もかなり軽快し、仕事への支障もなさそうです。
手を動かしてモノを作ることで、寝正月で鈍った仕事勘も少しずつ戻ってきた…かな?
明日からまたがんばろっとビックリマーク

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あけましておめでとうございます

2012.01.01.Sun.23:36
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里帰りした娘たち(他所の娘さんも一部混じってますが^^)が、修理マシンの上にズラリと並んでおります。
勤勉でストイックなフラメンカたちが、唯一練習をお休みする、年末年始。
メンテナンスのため、多くの靴が弊社に届けられています。
年始のレッスンに間にあうよう、昨夜遅くまで作業に追われました。

どの靴も、大切にされ愛されている様子が伝わってきます。
再びお客さまのもとに戻っていく靴たちが、フラメンコ生活のよきパートナーとしてお役にたてるよう、心をこめて修理・調整しています。

本年もよろしくお願い申し上げます。

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